解決事例
- 2025.01.31
- リピーター様からのご依頼で、遺産相続をサポートしたケース【解決事例】
ご相談内容
ご依頼者様は、以前にお父様の相続手続きで当事務所をご利用いただいたお客様です。
今回は突然ご兄弟が亡くなられたとのことで、遺産相続手続きのご依頼をいただきました。
相続財産は預貯金と生命保険のみで、不動産は含まれていませんでした。
生命保険はご本人受け取りと亡くなったお父様のままのものがあり、相続財産となりました。
ご兄弟には異母兄弟がいらっしゃいましたが、交流がなかったことから直接のやり取りを避けたいとのことで、当事務所を介して手続きを進めることをご希望されました。
当事務所のサポート
ご依頼者様は、異母兄弟とも法定相続通りに遺産を分配することをご希望でした。
そこで、当事務所は下記のサポートを行いました。
法定相続情報一覧図の作成
遺産分割協議書の作成
預貯金の解約
生命保険の手続きは、相続人代表者であるご依頼者様ご自身で行われました。
異母兄弟同士のみで遺産分割協議書を作成することは精神的な負担が大きかったと思いますが、当事務所が間に入ることで、スムーズに合意形成をサポートすることができました。
兄弟間で遺産分割協議がうまくいかない場合は他にも…
相続に詳しい先生の話によれば、遺産相続の発生事例のうち5~10%ほどで遺産分割協議がこじれていると話があるそうです。
親族間でのトラブルも含めれば、10%を超えることになるのではないでしょうか。
よくあるご相談やお困りごと
- 財産についての情報を開示をしてもらえない
生前、故人(被相続人)の介護をしていた相続人が通帳も管理しているケースでは、約半数近くで、介護や葬儀費としての費用以外に、私的に故人の相続財産を使い込んでいるというパターンが多くあります。
そういった場合に、預貯金や保険金等の財産についてオープンにしないケースが多く、こうなると親族間での遺産相続がうまく進まない典型的なパターンといえます。
- 遺産相続の方針が相続人同士でまとまらない
相続財産の調査を十分にしていないと、相続人同士での話し合いがうまくまとまらなくなります。
こういったケースも非常に多いパターンとなっています。
十分に調査をしていないため、財産がこれくらいのはずだ、とか、これもあっただろう、という推測ですすめることになり、具体的な議論が出来ずに時間だけが過ぎていってしまいます。
以上のケース、どちらにも言える事は、まずは財産調査をしましょう!という事です。
上記のようなご相談の場合は、まずは被相続人の方が亡くなった時点(相続開始日)での金融資産の残高を調べるということをおすすめしております。
相続開始日での残高を、残高証明書という形で金融機関より取り寄せることによって、相続財産の総額を明確にでき、相続人同士での話し合う場を設ける事ができます。
また、今回のケースのように、互いで連絡が取りにくい、という場合には専門家に間に立ってもらうことで円滑な相続にもつながります。
結果
ご依頼者様からは、今回の件をきっかけに、ご自身の今後のことを考え、遺言書の作成についてもご検討されているとのことでした。
当事務所では、お客様一人ひとりの状況に合わせて丁寧で親身なサポートを心がけています。
相続に関するお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。
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